パキシルの使用方法・副作用

パキシルは我が国で認可された抗うつ剤で「選択的セロトニン再取込阻害薬(SSRI)」と呼ばれています。

■パキシルの副作用について
副作用は全体的に少ないですが、眠気・体重増加・嘔吐下痢・不眠・性機能障害がみられます。パキシルは、セロトニンを増やす効果が強い薬です。ですから、セロトニンが過剰に働いてしまうことによる副作用が多いです。セロトニンが胃腸を刺激してしまうことで、吐き気や下痢がみられることがあります。また、睡眠が浅くなって不眠傾向になる方もいます。パキシルで体重が増える理由は、抗うつ剤は体をリラックスさせる方向に働くため、代謝が落ち、脂肪などが燃焼しにくくなってしまうためと考えられています。SSRIの中でも、パキシルは性機能障害は必発といってもよいくらいにみられます。パキシル服用者の全体の83%に性機能障害が起きていると言われています。性機能障害と眠気以外の副作用については、パキシルを2週間~3週間服用することで症状が収まる人が大半ですが、3週間経っても吐き気、口渇、めまい、便秘、頭痛のいずれかの副作用が収まらない場合は、パキシルが合わない体質と言えます。耐えられないほどの強い副作用の症状が出る場合は、医師に相談をして薬を変えてもらいましょう。

■パキシルの服用方法について
症状によって服薬量は調整しますが、量を増やす場合は、徐々にゆっくりと増量していきます。治療効果は約1ヶ月~1ヶ月半ぐらいで出てきます。服薬期間は、セロトニンが充分に貯まる期間として、約1年間かかります。効果が出てきた後も、セロトニンを充分に充電するために、1年間は服薬して頂くことが必要です。服薬は1日1回で済み、患者さんの負担も軽くなっています。突然に使用中止することは避けてください。医師の指示のもと、状態に合わせて徐々に減量してください。​数週間または数ヵ月かけて少しずつ減薬を行う必要があります。

パキシルの使用方法・副作用

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