何故うつ病になるのか?

現代社会はストレス社会と言えるほどに、心身の負担が大きい環境を持っています。そのためか、うつ病の発症率も年々増加の一途を辿っているのが現状です。

では、うつ病の発病原因はストレスだけなのでしょうか?ここでは、うつ病の原因となる疾患や生活環境などについて解説していきます。

うつ病の原因を特定することは非常に難しく、「これが原因です!」と言い切ることは困難です。

ある条件を満たすと必ず発症するのであれば分かりやすいのですが、そうではないようです。様々な要因があって、それらが総合的に「うつ病になってしまう閾値」を超えてしまうと発症する、というものなのでしょう。

うつ病の原因は、大きく分けると3つの要素があります。

1.内的要因(自分の中の原因。性格や考え方、ストレス耐性など)

2.外的要因(外部の原因。仕事・家庭などのストレス)

3.遺伝

1.内的要因

性格的には、メランコリー親和型性格と呼ばれる性格がうつ病になりやすいことが指摘されています。これは、真面目で几帳面、融通が利かず、秩序を重んじるような方が該当します。

また挫折経験が少なく、ストレス耐性が低かったりすれば、軽度のストレスでうつ病を発症してしまうこともあります。何事も否定的、ネガティブに捉えてしまう人もうつ病になりやすいでしょう。

2.外的要因

外的要因とは、「ストレス」です。

本人がストレスと感じれば、どんなことでもうつ病の原因になりえます。仕事のストレス、家庭のストレス、友人など人間関係のストレスなどが多いようです。

仕事が激務で、明らかにオーバーワークである状態が何か月も続けば、誰でも気持ちが滅入ってしまいます。家族や親友など、大切な人が亡くなれば深く落ち込んでしまって当然でしょう。

ストレスが原因である場合、まずはストレスの除去・軽減が第一になります。 仕事が多忙すぎるなら少し量を減らしてみる、ストレスを感じる相手とは適度な距離を取る、などです。

しかしストレスを割けるのは困難なことも多く、なかなか実現できないのも実情です。仕事がストレスだからといって簡単に休むわけにはいきません。上司がストレスでも、上司だから毎日接するしかありません。

最近はメンタルヘルスに対する理解がある職場も増えましたが、まだまだ十分とは言えません。

ストレスの除去・軽減が難しい場合は、抗うつ剤などの薬物療法を行うこともあります。また、ストレスをうまく受け流せるような考え方を学んでいくことも有効です。

3.遺伝

うつ病はある程度、遺伝の影響があると言われています。その程度は「非常に大きい」というものではなく、「少しは関係している」という程度のものです。

研究報告などによれば、片親がうつ病であった場合、子供がうつ病に罹患する確率は、健常人の2~3倍高いと報告されています。

何故うつ病になるのか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です